俳優が演技を通して個人の意識を超えたより大きな意識に繋がる。 その上演を通して観客もこの大きな意識に繋がる。 演技で世界に関わって行くという事はどういう事なのかを考えます。
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芸術としての演劇とは何?

人間、世界、宇宙に対する深い洞察と探求。その先にあるものは何?

普遍性の獲得とは、ある巨大なエネルギーの体験。
世界或いは宇宙との合一体験。
個を破り全体に合流すること。
芸術とは世界との調和を体現することであり、その状態の作品は観客の個(エゴ)を突き抜けて意識にダイレクトに到達し、意識を開く。

芸術活動とは完全なる調和を志向する「祈り」なのか。    
戯曲解釈の点でも、舞台上での状況や他の役者とのコミュニケーションに於いても、俳優自身が容易にコントロール可能な『知性的な思考』(頭・顕在意識、による理解)によるのでなく、潜在意識以上の意識(個人的無意識以上、集合的無意識以上の領域)への接続と、そのレベルでの創造が生まれること。その状態のパフォーマンスは観客の意識へダイレクトに繋がる。
この体験において観客は世界に繋がる。

劇作家が戯曲に託したもの
劇作家が、人間や社会、世界を観察し書き示したものである戯曲とは
その作家の
人間や社会、世界に対する考えや思い
人類全体への問題提起でありメッセージであり、より幸福な世界への「祈り」
ならば
演劇を上演することも演技をすることも、「祈り」に他ならない

そして「祈り」とは、いかなる場合も実体の無い「なんとないもの」ではなく、完全に具体的で明確な「行為」なのだ。

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プロフィール

prayer2007

Author:prayer2007
渡部朋彦 わたなべともひこ
1971生まれ37歳
Edgeproject主催。
東京ノーヴィ・レパートリーシアター所属俳優。
スタジオ・ソンツェ代表。
1993年俳優を志し、アメリカ式のメソード演技を学び、舞台経験を重ね、プロダクションに所属し映画やテレビなどの現場を経験する。
2000年ロシア人演出家レオニード・アニシモフ、アクターズ・ワークス柚木裕美に師事。スタニスラフスキー・システムとサンフォードマイズナー・システムを学び始める。
2001年スタジオ・ソンツェ結成(代表)。
2004年劇団「京」、ペレジヴァーニェ・アートシアターと共に「12ヶ月95日のレパートリーシアター」を企画、開催。
2005年同3劇団で「東京ノーヴィ・レパートリーシアター」を結成。毎週4ステージの上演を続ける日本初の本格的レパートリー公演を実践中。
ただいま第4期公演開催中。

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